Titan FXの口座ってスタンダード口座、ブレード口座、マイクロ口座の3つがあるみたいだけど、どれを選べばいいの?
こんな疑問をお持ちではないですか?
私もTitanFXを口座開設するとき、口座タイプを選ぶのに時間がかかってしまっていました。
ですが、その悩みはこの記事を読めば解決します!
さっそく結論をいうと、口座タイプは以下のニーズに合わせて選ぶのがコツです。
- 少しでもコストを抑えたい!→ブレード口座
- コストの計算とかめんどくさい!→スタンダード口座
- 少額から始めたい!→マイクロ口座
と、どの口座にも違った利点があり、一概にどれが絶対良いというのは人それぞれです。
ただ、私はスタンダード口座とブレード口座っとマイクロ口座のすべてを保有していますが、結局ブレード口座ばかり使っています。
やはりコストをできるだけ抑えたいというのがその理由です。
ですが、スタンダード口座(マイクロ口座)にも良いところはあるので、本記事では実体験も踏まえながら解説していきます。
情報の信頼性
「TitanFX評論」編集部のなおきちです
- 海外FX歴8年
- TitanFX歴5年
- 10を超える海外FX会社で取引経験あり
- フリーランスとしてライターとしても活動
ブラック企業に1年勤める→フリーランスのライター・投資家として一念発起→現在はTitanFXを利用してゴールド専門トレーダーに
私がおすすめするのはブレード口座!
先に結論をいうと、3つの口座の中で一番おすすめはブレード口座です。
私はTitanFXを5年利用しており、スタンダード口座とブレード口座とマイクロ口座の3つをもっています。
後述しますが、残り1つのマイクロ口座は「通貨単位」以外の違いはほぼないので、使用感は一緒です。
なぜブレード口座がいいかというと、コストが一番安いからです。(詳しくは後述します。)
ブレード口座はスプレッドと取引手数料の2つでコストが成り立っていますが、スタンダード口座よりも総合的に低くなっています。
また、実際に取引して感じるのはスプレッドが狭いと心理的に楽に取引が行えるのがデカいです。
スタンダード口座も、XMなどほかの業者よりスプレッドは狭いですが、ブレード口座と比べるとずいぶん広く感じてストレスを感じます。
ただ、これはあくまで私個人の感想です。人によって相性があると思うので、次章で3口座についてもっと詳しく見ていきましょう。
Titan FXスタンダード・ブレード・マイクロ口座の違い
TitanFXの3つの口座を簡単に紹介するよ
3つの口座タイプにはこのような特徴がありますが、もっと詳しく見てみましょう。
まずは、スタンダード口座、ブレード口座、マイクロ口座の違いを見ていきましょう。以下の表は3口座の比較表です。
口座タイプ | ブレード | スタンダード | マイクロ |
口座の方式 | ECN方式 | STP方式 | STP方式 |
通貨単位 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 1,000通貨 |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 | 1000倍 |
取引手数料 | 往復0.7ドル(0.7pips) | 無料 | 無料 |
スプレッド | 最低0.0pips | 最低1.0pips | 通貨ペアによる |
初回最低入金額 | 約200ドル | 約200ドル | なし |
取引可能銘柄 | FX、CFD、貴金属、 仮想通貨、米国株式 | FX、CFD、貴金属、 仮想通貨、米国株式 | FX、貴金属、仮想通貨 |
最小ロット数 | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.1ロット |
最大ロット数 | 100ロット | 100ロット | 100ロット |
ロスカット水準 | 20% | 20% | 20% |
ん~こんな表見せられても、初心者の私にはよくわからない
ブレード口座とスタンダード口座、マイクロ口座は以下の5つが違うんだ
3口座の異なる点5つ
- 口座の方式
- 通貨単位
- 手数料
- スプレッド
- 初回最低入金額
口座の方式
Titan FXはブレード口座とスタンダード口座で「口座の方式」が異なります。
ブレード口座は、「ECN方式」で、スタンダード口座は「STP方式」です。
ECN口座とは
ECN方式とは、個人トレーダーの注文をインターバンクに出すのと同じ条件で取引可能な方式のことをいいます。
投資家同士が直接マッチングするオークション方式なので、ブローカーが一切介入しません。
個人のトレーダーがインターバンクに注文を直接流すのは禁止されていますが、ECNはそれと同じ環境で取引できます。
そのため、高い約定力と狭いスプレッドを提供できるのです。
しかし、ブローカーが介入しない代わりに取引手数料は別でかかります。
ECN方式のメリット
- 約定力が高いのでスキャルピングしやすい
- リクオートが発生しない
- 透明性の高い取引ができる
- 取引手数料は経費として節税対象になる
ECN方式のデメリット
- 手数料がかかる
- スリッページが発生することがある
- 取引量の少ない時間帯(早朝や昼間)に約定力が弱くなる
つまり、ECN方式では「スプレッド+取引手数料」の式が成り立つんだ
ブレード口座の「ECN方式」、スタンダード口座の「STP方式」はどちらがいいとは言えません。
STP方式とは
STP方式は、トレーダーの注文を一度ブローカーが呑む注文方法のことです。
ECNと違い、ブローカーが注文を一度呑み、スプレッドを加えた後に注文を出します。
コストはスプレッドのみで手数料がかからないため、計算するのが簡単です。
STP方式のメリット
- 手数料がかからない
- 取引量の少ない時間帯(早朝や昼間)でも約定力が強い
STP方式のデメリット
- リクオートが発生する可能性がある
- ECN方式よりもスプレッドが広い
- ECN方式に節税面で劣る
スプレッドは経費にならないよ
あなた自身のトレードスタイルにマッチした方式を選びましょう。
通貨単位
口座名 | ブレード | スタンダード | マイクロ |
1ロット | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 1,000通貨 |
Titan FXでは、スタンダード口座・ブレード口座が100,000通貨単位となっていますが、マイクロ口座だけ1000通貨単位となっています。
同じ1ロットでも口座によって大きさが違うんだね
1000通貨単位では、10pips動いてやっと1円動くといったような非常に低額な取引も行えるのです。
100,000通貨単位の場合は、数万円の資金を用意できるトレーダーなら問題ない単位といえますが、数千円しか資金を用意できない場合は、控えたほうが良いかもしれません。
スプレッド
Titan FXの3口座の中ではブレード口座が一番狭いスプレッドとなっています。
スタンダード口座とブレード口座の「ドル円」のスプレッドを比較した表を見てみましょう。
口座 | スタンダード | ブレード | マイクロ |
ドル円のスプレッド(平均) | 1.33pips | 0.33pips | 1.33pips |
ご覧のように、ブレード口座のほうがスプレッドが狭いということがわかります。
ちなみに、XMのスタンダード口座のドル円平均スプレッドは「1.6pips」なので、Titan FXのスプレッドは狭いといえますね。
Titan FX使った後にXMを使うと、スプレッド広くてやりづらくなっちゃいます
手数料
「スタンダード口座」には手数料がなく、「ブレード口座」には手数料が往復7ドル(片道3.5ドル)かかります。
ただ、「手数料+スプレッド」を足した総合コストが安いのは「ブレード口座」のほうです。
-
手数料はどのタイミングでかかるの?
-
Titan FXの手数料はエントリー時に往復分の手数料が徴収されます。
TitanFXのスタンダード口座について
項目 | Zeroスタンダード口座 |
通貨単位 | 100,000通貨 |
最大レバレッジ | 500倍 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 最低1.0pips |
初回最低入金額 | 200ドル相当(2万円が目安) |
取引可能銘柄 | FX、CFD、貴金属、 仮想通貨、米国株式 |
最低ロット数 | 0.01ロット |
最高ロット数 | 100ロット |
ロスカット水準 | 20% |
プラットフォーム | MT4・MT5 |
スタンダード口座の特徴
手数料がないからコストの計算が楽
スタンダード口座は取引手数料がかからないので、かかるコストはスプレッドだけです。
特に大きな金額を動かすトレードをおこなう場合、エントリーした時点で数千円~数万円ものスプレッドが課されます。
そのような際に、ブレード口座だと「取引手数料+スプレッド」をいちいち計算する必要があります。
しかし、スタンダード口座の場合だとスプレッドだけをもとにコストを計算すればよいだけなのでとても楽です。
他社よりもスプレッドが狭い
TitanFXのスタンダード口座はSTP方式の中では、他社よりもスプレッドが狭いです。
スプレッドが狭い理由として以下の理由が挙げられます。
スプレッドが狭い理由
- 最先端技術である「ZERO POINT テクノロジー」を採用している
- 派手なボーナスをおこなっていない
TitanFX独自の技術である「ZERO POINT テクノロジー」は、これまでプロの大口トレーダーしか利用できなかった最先端システムを一般に流通させたものです。
230以上の銘柄をSTP方式で取引可能
TitanFXのスタンダード口座では、230を超える銘柄をSTP方式で取引することが可能です。
「マイクロ口座」も同じSTP方式ですが、銘柄の数は37種とかなり減らされています。
そのため、さまざまな銘柄を取引したい人にはメリットの大きい口座でしょう。
以下、具体的な銘柄数を種類ごとに記載しています。
種類 | 銘柄数 |
FX | 60種 |
株価指数CFD | 20種 |
コモディティ | 24種 |
株式CFD | 140種 |
仮想通貨CFD | 51種 |
2023年11月現在は合計295種の銘柄が取引可能です。
早朝や昼間の取引に強い
スタンダード口座は早朝や昼間といった取引量の少ない時間に強い口座となっています。
これはSTP方式の特性によるもので、TitanFXがシステム的に取引注文をマッチングさせているからです。
反対に、ECN口座のようなトレーダー同士がマッチングしなければ取引が成立しない方式だと、マッチング相手がなかなか見つからず約定力が弱まることがあります。
別に夜の取引に「弱い」というわけではなく、早朝や昼間に特に強いってことだよ
TitanFXのスタンダード口座は手数料がないので、総合コストの計算をする必要がないというメリットがあります。
ブレード口座の場合、「スプレッド+手数料」の計算をしないと総合コストを導き出すことができません。
スタンダード口座が向いている人
手数料の計算が面倒な方
スタンダード口座の一番の強みは、手数料が無料であるという点が挙げられます。
コストを計算する際には、スプレッドのみを見ればいいだけなので楽に計算ができます。
取引量が少ない時帯での取引が多い方
Titan FXのスタンダード口座は、取引量が少ない早朝や昼間の時間帯での取引をおこなう人には有効な口座といえるでしょう。
なぜならスタンダード口座のSTP方式は、取引量の少ない時間帯の約定力が高いからです。
取引量が少ない方
取引をそこまで頻繁に行わないという方はスタンダード口座がオススメです。
なぜかというと、STP方式はECN方式方式と比べるとスプレッドが広く、スキャルピングにはあまり向いていないためです。
デイトレードやスイングトレーダーに最適といえるでしょう。
TitanFXのブレード口座について
項目 | Zeroスタンダード口座 |
通貨単位 | 100,000通貨 |
最大レバレッジ | 500倍 |
取引手数料 | 往復0.7ドル(0.7pips) |
スプレッド | 最低0.0pips |
初回最低入金額 | 約200ドル(2万円が目安) |
取引可能銘柄 | FX、CFD、貴金属、 仮想通貨、米国株式 |
最低ロット数 | 0.1ロット |
最高ロット数 | 100ロット |
ロスカット水準 | 20% |
プラットフォーム | MT4、MT5 |
Titan FXのブレード口座は、ボーナスやキャンペーンがない代わりに、スプレッドや約定能力などの実用的なスペックを強化しています。
ブレード口座の特徴
手数料が少ないからコストが一番安い
TitanFXのブレード口座は総合コストが一番安く抑えられます。
ブレード口座はスプレッドだけでなく、「取引手数料」もかかってきますが、それでもスタンダード・マイクロ口座よりも安くなっています。
コストを少しでも安く抑えるならブレード口座一択でしょう。
最低0.0pipsの激狭スプレッド
TitanFXのブレード口座は最低0.0pipsの激狭スプレッドを提供しています。
これは、以下3つの要素によるものです。
スプレッドが狭い理由
- ECN方式を採用しているから
- ニューヨークにあるEQUINIX社のサーバーを利用している
- TitanFX独自の「ZERO POINT テクノロジー」を採用している
これら3つの理由が合わさることでブレード口座はスプレッドが激狭となっているのです。
夕方や夜の取引に強い
ブレード口座は夕方や夜中などの時間帯に強い約定力を発揮します。
先述したように、ブレード口座のECN方式は取引者数の多い時間帯に真価を発揮するからです。
ただ、経済指標ばかりを狙ったトレードはTitanFXの禁止事項に触れることになるので控えましょう。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
ECN口座なので透明性が高い
ブレード口座のECN方式はSTP方式よりも「透明性」の高い方式だといわれています。
ECN方式はSTP方式と異なり、顧客の注文をブローカーが呑むということをしません。
透明性とは、「取引情報に対する信頼度」を表す言葉だよ
そのため、レートを意図的に動かしたり、リクオート(約定拒否)をしたりすることがない信頼のある取引環境を提示できるのです。
リクオート(約定拒否)なし
TitanFXではスタンダード口座に限らず、すべての口座でリクオート(約定拒否)がほぼ起こりません。
なぜなら、冒頭で解説した「STP方式」と「ECN方式」は、
ブレード口座に向いている人
スキャルピング取引をする人
Titan FXのブレード口座は、スキャルピング取引に向いています。
Titan FXのブレード口座は、スプレッドが狭く約定力が高い口座であるためです。
私はスキャルピングに良い口座を探していた時期があり、さまざまな海外FXを体験してきましたが、トップクラスにスキャルピングがやりやすいと感じました。
ゴールド取引をする人
CFDの一種であるゴールド取引はTitan FXと相性が良いです。
ゴールドは一度上昇/下降したら、同じ方向に伸び続けるという特徴があります。
また、Titan FXのゴールド平均スプレッドは約2pipsとなっており、海外FXの平均スプレッドが4pipsであることを考えると非常に良い条件で取引できるということがわかります。
Titan FXのマイクロ口座について
項目 | Zeroスタンダード口座 |
通貨単位 | 1000通貨 |
最大レバレッジ | 1000倍 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 通貨ペアによる |
初回最低入金額 | 約200ドル(2万円が目安) |
取引可能銘柄 | FX、CFD、貴金属、 仮想通貨、米国株式 |
最低ロット数 | 0.1ロット |
最高ロット数 | 100ロット |
ロスカット水準 | 20% |
プラットフォーム | MT4、MT5 |
小額資金から始められる
最大レバレッジ1000倍
最低入金額の設定なし
早朝や昼間の取引に強い
小額資金から始めたい人
Titan FXのマイクロ口座は2万円を下回る小額資金から始めたい人に向いている口座です。
マイクロ口座は、3種類の口座の中でも唯一、最低入金額が設定されていません。そのため、100円といった超低額資金から始めることができるのです。
一方で、ブレード口座とスタンダード口座は、最低入金額が200ドルからとなっており、小額から慣れていきたいという人には向いていない口座といえるでしょう。
Titan FXでは、お客様のニーズとスタイルに合った最適な取引口座をお選びいただけます。
どちらもマイクロロットサイズ(0.01ロット、または1000単位の通貨)からの取引、最大500倍までのレバレッジの選択が可能で、わずかUS$200相当のの最低入金額から取引を始められます。
Titan FX 公式サイト 「口座タイプ」
「わずかUS$200相当(約2万円)」と書かれていますが、XMのスタンダード口座とかなら500円から始められたりするので、高いと感じる人もいるかもしれないですね
最大レバレッジ1000倍で取引したい人
Titan FXのマイクロ口座は最大レバレッジ1000倍で取引したい人に向いている口座です。
スタンダード口座・ブレード口座はともに最大レバレッジ500倍ですが、マイクロ口座は唯一最大レバレッジ1000倍と高い水準となっています。
Titan FXがXMに劣る部分として最大レバレッジの低さがよく挙げられていましたが、マイクロ口座なら対抗できますね。
ビットコインはMT5で提供、商品レバレッジ100倍が適用されます。
Titan FXのデモ口座について
Titan FXでは、3つの口座以外にデモ口座として仮のお金でトレードを体験することができます。
ただ、Titan FXのデモ口座には期限が設けられており、最終ログインから30日が経過してしまうとログイン不可になります。
また、期限切れのデモ口座は復活させることはできないので、また新しく作り直す必要があることに注意。
3000円~500万円まで設定でき、資金額を変更・リセットしたい場合はサポートに追加依頼するか、新規にデモ口座を作るという2つの方法があります。
※サポートに追加依頼をできるのは、リアル口座を開設した人のみに限る
管理人によるTitan FX3口座の評価
ここからはTitan FX利用歴6年の僕が3つの口座について思うことを話していくよ
僕はTitan FXの口座は「スタンダード口座」と「ブレード口座」の2つを持っています。
個人的には「ブレード口座」の勝ちかなと思っています。
なぜなら、僕はコストの計算のしやすさよりも、やっぱり少しでも安いコストで取引したいからです。
あまりトレードで「スプレッドが今いくら?」とか気にせずにトレードしちゃうタイプなんですよね。
みなさんもトレードごとにいちいちスプレッド気にしますかね?笑
あと、マイクロ口座は2023年2月27日から新しく追加された口座なので使っていませんが、万単位の取引をする僕にとっては必要ないかなと思いました。
ここまで言いましたが、もし変更したくなったらマイページ(クライアントキャビネット)にログインして一瞬で口座タイプの変更をおこなえるので、そこまで真剣に悩む必要はないかなと思います。